徒然

読む人に読んでほしいブログ

探偵ナイトスクープに人生を救われた人の話

私の母は超絶メンヘラヒステリックで、父は超絶暴力以心伝心下手男だった。 父に関しては齢50も過ぎ、多角的に物事を捉えられるようになってきたからか暴力を振るうこともなくなり、人の話を聞けるようになれたので過去形で話しても問題ないだろう。 だが、…

自殺ってそんなにいけないのか

とある芸能人が自殺をした時、私は「死ぬことが色んなしがらみから逃げられる唯一のほうほうだったんだな。せめて天国ではお幸せに。」というツイートをした。 これを見たフォロワーが「なんでこんなこと言うの?自殺を認めちゃダメだよ」とリプライをしてき…

自分は誰なのか

自分という存在は自分の中にあるのか、または社会の認知が自分の存在を作っているのか。生きている上での永遠のテーマなのかもしれない。 私は、とても目立ちたがり屋だ。この性格の所以は幼児期の環境による影響も大きいだろうが、それよりも元々持って生ま…

今日の夢

家に帰った私は、鞄も下ろさず、首元にはマフラーを巻いたまま、両立に掴んでいる2枚の紙を見つめていた。 1枚は今日学校から渡された模試の結果だ。行きたい大学の判定はCだ。後3日でサンタが舞い降りるこの時期にC判定は、もう受かる見込みはないと考えた…

そういえば

ある事をきっかけに何かをふと思い出す事がある。その積み重ねが人生だなと思ったりする。 小学生になって初めての冬、窓から雪が降っているのを見た。へー、大阪って雪が降るんだ。特に喜びもせず、奈良で暮らしていた私はそう思った。 2年生になり、また同…

幻を追いかけて

リズム良く刻まれる包丁の音と、野菜と味噌の甘い香りで朝は起きる。眠気眼をこすりながら居間へ行くと「もうちょっとでご飯が炊けるよ。顔を洗っておいで。」と告げられる。 朝食を食べていると唐草模様の風呂敷に包まれた弁当箱を渡してくれる。それを鞄に…

忙しいというものは

忙しいというものは、心を亡くすもの。そんな事をいつぞやかTwitterで見たことがある。 その時は「なるほど、上手いこと言うな。」その程度の感想だった。 児童福祉施設で働いている私にとって春とは心が忙しない季節だ。 大体子ども達は入学や進級で慣れな…

ジャニオタが恋愛をした話

トラジャがアメリカに行って修行をするらしい。私はトラジャ担ではないし、既にジャニーズを辞めた人のオタクをしているので蚊帳の外だ。 渡米に関してトラジャ担はもちろんの事、大勢のジャニオタがそれぞれの意見を述べていた。 メンバーはどんな意図で渡…

お友達の話

アラサーと言われる年齢に足を踏み入れ、ふわふわしていた若者としての気持ちが徐々に角を作り形となってきた。 私には中学からの付き合いのツレが1人いる。 そのツレは文系だが、大学院に行き、広告代理店に就職をした。 その友達が去年仕事を辞めて、長年…

映画『花束みたいな恋をした』を見て

※ネタバレ含みます 恋は泡沫で、ずっと何となく楽しいは続かない。 主人公麦と絹は、好きなものがとにかく同じでセンスも似ている。そんなセンスの似ている2人が度々重なる偶然に何度も立ち会うと、「これが"運命"なんだ。」そう感じるだろう。 そうして、イ…

漠然と

来る師走の月、私は26歳になった。 25歳の時は四捨五入をして30だな、だけどまだ若いし。そんな風にまだ気持ちはどこか10代に足を残しながら思えた。 だが、26歳はそうはいかなかった。もう私は30を目前にした大人であると認識させられた。めでたい誕生日で…

こんな未来も

前の会社の社長と私が会社を辞める原因となってしまったおばあちゃん保育士が並んで2人で車に乗っている。社長は運転をしながら、助手席に座る保育士と話している。 私は後頭座席から、その様子を見ていた。私の横には、私が最も頼りにしつつ尊敬している責…

ミュージカル「ソーホーシンダーズ」を見て

このブログは観劇の感想を述べると共に、内容にも触れますのでネタバレも含まれます。未観劇やネタバレが苦手な方は回れ右でお願い致します。 「彼が変わると思った?」 ヴァルクロがマリリンを慰める際に使った言葉だ。 マリリンは、それに"yes"の返事をし…

いつか本物に

嘘も吐き続けていれば、本物になる。 これは嘘だ。 いつか本物になる日が来るかもしれないだけだ。その日を迎えるためには、それ相応の覚悟を持って嘘を吐かなければならない。ましてや、本物にする為には努力が当然であるが必須となる。 さて、ここで人を騙…

これが本当に

きっと最後。 夢の中で元彼に会った。彼も私も同じ教室で制服を着ていた。私は着た事は一度もないセーラー服、彼は半袖白ワイシャツだった。 夢の中で私は既に他の人と関係が出来ていた。 一度も彼と私の目が合うことはなかった。 少し離れたところから彼を…

されたいから

マザーテレサの名言の一つに、「愛されるよりも、愛することを」という言葉がある。 人はずっと求め続ける事はしんどいし、綺麗なことを言うのであればまずはして欲しいなら自分からする事が大事なのであろう。 でもこのマザーテレサの言葉は破綻していると…

整えられる

上手く生きてる人って整えられてるなぁー。 そんな風に思います。 何かしらの集団に属しているとそういう人を必ず見かけます。 特に職場ではないでしょうか。年齢も幅広いですし、経験豊富な方もいらっしゃいます。 他人に嫌がられる様な障りのない性格をし…

昔のことを思い出す

私は放課後等デイサービス、児童発達支援という発達障害児やグレーゾーンの子ども達を支援する仕事をしている。 私の働いている園では個別療養というものがあり、子どもとスタッフの一対一の時間を作り、一人一人に合った療養をしていく。 今はとある子ども…

上から目線

今は全くもって連絡を取ってもいない縁の切れた友人がいた。その友人から数年に一度「上から目線でもの言わんといて」と釘を刺された。 その度に、自分は本当に上から目線なのかどうか悩んだ。別の友人に相談したところ言葉遣いに気をつけさえいれば大丈夫だ…

ごく一般的な

20年ほど生きていると類は友を呼ぶという言葉の汎用性の高さに気付くときがある。 私は家庭が複雑でややこしい環境で育ってきた。周りの友達もそういった友達の方が圧倒的に多い。自分の周りの人達の両親の離婚率は嘘偽りなく6割を超えると思う。また、離婚…

暴言

甘えてええのは、頑張ってるやつだけ。 やりたくない事をやりたくない、出来ないと喚いて、「しんどいねん」アピールしてる奴がガキ作んな。 日頃から自分は努力してると自負できるようになってから子どもは産んや。 母親になるという不安ではなく、単に自分…

ご都合主義

自分の都合良く生きられる人の共通点は、「他人を振り回すことができる」という所にあると思います。 私は、幼少期より家庭環境が芳しくなく、大人の都合に振り回されてきました。 子どもの気持ちや考えなんか見る余裕もなく、自分たちの都合を優先されて、…

努力

今年も残すところあと僅か。 2020年は私にとっては実りのある一年になりました。 前職は、自分が描くキャリア像とかけ離れている事を理由に離れました。 今年から今の職場に入ることになり、不安もありましたが、自分にとってはかけがえのない場所になりまし…

さようなら

記憶とは厄介なものである。 嫌なことさえ覚えていれば、ここまで辛くなることも悲しくなることもなかった。 幸せな記憶が、まだ私の頭の中で何度も何度も再生される。 その事を自覚する度に、もう会えない彼を感じた。 これで彼の記憶喪失は3度目である。 2…

悔いる

やってしまった。 そんな事が多々起きる日もあります。 しかし、後悔先に立たず。ここから勉強です。 忘れてはいけないから記しておきたい。 私が職員としての距離感を子どもと保てていれば、事故は防げたはず。 どこかで子どもと遊ぶ事が仕事のメインになっ…

自分って

人は他者との関係性の中でしか、自分と向き合えないのだ。 人が社会に揉まれ生きていくことは定めであり、そこから逃れることは出来ない。 どこのかの偉いおっさんが人間の悩みは全て人間関係にある。だなんてことを言っていたような気がする。 自分という人…

半年 付き合い編

5月 彼と付き合いだしてまだそれほど経ってない頃に、1週間連絡が途絶えた。 1週間程度なら心配することはなかったのだが、付き合いたてで1週間連絡が来ないのは、付き合った途端に熱が冷めてしまったのかと思いかなり焦った。 久々に連絡が急に来たかと思え…

半年

これが彼と付き合った月日だ。 途中で様々なことがあり、別れた事もあったが、半年間。 この半年間で私は一世一代の大恋愛をした。 非常に長くはなるが、暇だったり、私に興味があったりする人は読んでみて欲しい。 2020年2月、バレンタイン頃だった。 当時…

長いじゃんか

果てしなく長いんですよね、人生ってのは。 その長さこそが命です。 それが長ければ長いほど幸せなのかもしれません。 しかし、そう思えるのは幸せの積み重ねを実感出来てきた人なのでしょう。 言い方を変えましょうか、人生うまくいかない事を多く経験して…

不安と抗い

何とも胸が締め付けられる様な感覚がある。 何かしていても常に頭からついて離れないものがある。 それは、『不安』そう呼ぶのだろう。 信じられないから不安なのではない、そういう質なのだ。 ずっと何かに怯えてしまう。 私の中で不安ほど恐ろしいものはな…