徒然

読む人に読んでほしいブログ

遠回りだって良いじゃないか

 

青春は回り道

 

秋元康は青春をこのように表現しています。

これは、SKE48の「前のめり」というシングルのサビの歌詞になります。

 

青春とは一見、

キラキラした様なものですよね。

最近は、アオハルだなんて言われていて、

なんだか宝石箱の様な時間を彷彿とさせられまます。

 

話は変わり、

私は現在24歳の無職です。

 

半袖の服に腕を通していた季節までは会社員でしたが、

自己都合により退社しました。

 

私はとても焦りがちな人間なので、

もっとちゃんと考えてやめればよかったとか、

なんであんな会社に入ったのかとか、

色んなことが頭の中でずっとずっと回っていました。

 

慰めが欲しくて男に甘え、

女という武器にすがり、

なんとか今日を生きている。

 

そんな感覚で秋という深い季節が過ぎていった様に思います。

 

そんな時に、

『どれミゼラブル』という舞台を鑑賞しました。

 

泣いちゃいました。

本当に救われた様な気分になりました。

 

皆んな役者やお笑い芸人などの表舞台に立つ自分を夢見ていた時間があって、

そこに昔の自分を彷彿させる様な青年が現れて、自分を重ね合わせる様に、関わり出す。

 

結局、役者としての道を歩むのは、たった1人だけ。

でもそれでもラストは皆んな笑顔だったんですよね。

皆んな「なるようになっていた」んですよ。

行末は分からない、自分が思い描いているようには行かない。

自分が進むべき道だと信じるが、

それは本当に自分に合っているかも分からない。

それでも人生というのは、最後は形になる。

 

その時その時最善が出来なかったからと言って、それは失敗ではない。

 

そんな事を分かることが出来たように思うのです。