不安と抗い
何とも胸が締め付けられる様な感覚がある。
何かしていても常に頭からついて離れないものがある。
それは、『不安』そう呼ぶのだろう。
信じられないから不安なのではない、そういう質なのだ。
ずっと何かに怯えてしまう。
私の中で不安ほど恐ろしいものはない。
何かに怯え不安になっている時は、何をしていたって、何もしてない様な感覚になる。
寝ていても、ずっと脳裏に不安がある。
そのため、LINEの通知音で夜中何回も目が覚めるし、夢の中で不安の原因が出てくる。
人の事も自分の事も信じられないというのは酷なものだ。
私の信念はどこにあるのだろうか。
歩いて探せば見つかるのだろうか。
本当に私が落ち着ける場所というのはどこなのだろうか。
その場所が自分の中に見つかると、きっとこの息詰まるような溺れる感覚から抜け出せるのだろう。
何かの漫画に書いてあった。
泳ぐというのはもがく事ではなく、スイスイと進むことなのだと。