徒然

読む人に読んでほしいブログ

どうしようもない

自分のことは、本当にどうしようもない人間だなと思う。

ハッキリ言うと社会人としては失格でしかない。

まぁこんな事を言うと大抵の人は「そんな事ないよ」「皆んなも同じだよ。」だなんて言葉を掛けてはくれるけど、明らかに社会人として劣っている事くらいには気付く。

 

まず、私はどうしても仕事に行きたくなくなり、仕事に行く時になんとなく少しお腹が痛いだけだったのに、嘘をついて、行けるはずなのに仕事を休み続けた。

そして、心療内科へ行った。

もう確信犯でしかない。まぁ正直言うと、DSMを書かされるかななんて大体予測して行った。人間というのは大胆な嘘をつくとバレるし、嘘をついてから取り返しのつかない事になるためあまり大袈裟な嘘はつかない方が良いなんて学んだのは小学4年生くらいだろうか。そのため、DSMにはおおよそ合ってること。プラスアルファを少し盛ってDSMの問診票を書き終える。

結果は、『適応障害』。

つまるところ、抑うつ状態。

本当に抑うつと出るとは思わなかったが、まぁ上出来だ。仕事を辞めれる言い訳を用意出来たし、計画通り。

だ、なんて思っていた。

 

こんな事をしてのけるのは、本当に社会人失格でしかない。本当の本当に仕事に行けない人に悪いとも思う。そういう人を演じてるだけだから。

 

休んでからは、セックスに明け暮れる日々。

多少の罪悪感はある。

でも、多少だ。

本来なら、本当の抑うつの人は多少の罪悪感では済まないのだろうな。

そんな事を思いながら、ただ男に抱かれる。

セックスは良い。

気持ち良さに没頭出来る。

私はよく、相手に必要とされたいからセックスをどうしても求めてしまうだなんて言うけど、本当は、相手も道連れに出来るからだ。

段々自分と同じように他人が堕ちて行く様を見るのは心底気持ちが良い。

自分以外のどうしようもない人間を増やして、共通感覚や安心感を得る。

これが私のセックスの本来の目的だ。

 

まぁしかし、セックスばかりしててもお金は出てこない。

いかんせんプライドは高く、なぜ私が風俗をしなくてはならないの?と、腹の底では思っているため、絶対に風俗だけはしない。

まぁ、このプライドが私を守っているのか、はたまたダメ人間に仕上げているかは、神のみぞの知るところでしかない。

そのため、仕事をネットで探し出すが、

どれもしたくない。

仕事なんて自分が本当にやりたい事じゃないし、やりたくない。

どうせなら親の金を使って一生遊んでいたい。楽をしたい。

 

親には感謝しているが、同時にとてつもなくどうでもいい。

お金をくれるから好きなだけ。

それがどれだけ有難いかなんてまぁ社会人にもなれば流石に気付く。

皆んな血反吐を吐いて、それでも我慢して仕事に行ってる。そんな事を毎日何年も続けてきて、その上収入も良いうちの親は凄い。

そんな事はもう分かってる。

でも、子どもの時、虐待はしてきた。

親も親で辛い事だったなんてもう痛いほど、悲しいほど分かる。

でも、正直とてつもなく不幸にしてやりたい。だから、私はいつまで経ってもその復讐劇の為に何にも出来ない子どもを演じる。

どうしようもない子どもを演じる。

ダメですか?

普通に愛されたかったと望むのはダメですか?

今はもう十分に愛されてる事なんてわかってる。

それでも、どうしてもあの幼かった頃の自分を救ってやりたい事はいけない事ですか?

 

姉からラインが来た。

「仕事に行けない、行きたくない。」

姉妹揃って情けのない事だ。

仕事なんて、本当は行きたい行きたくないではない。行かなければならない事だ。

本当にしなければならない事を、やりたいやりたくないという感情で分別し、やりたい事だけやるのは、余りにも責任感に欠ける。

姉も心療内科に行ったそうだが、その病院では、おそらくこの障害でしょう。くらいの診断しか出来ないらしく、ちゃんと障害と診断されないそうだ。

医師の診察時に「仕事に行けません。」とまず相談したそうだ。精神状態等を答えた結果、「ADHD」という診断を下され、とりあえず3ヶ月分の薬を処方されたそうだ。しかし、その薬が姉には全く合わず、仕事のやる気も落ちていき、完全に今は伏せているそうだ。

まぁ、おそらくADHDと診断されたあたりコンサータという集中力を高める薬でも処方されたのだろう。

しかし、この薬は副作用があると有名だ。

その副作用をしっかりと説明する義務が医師にはあるが、それに関しては全く受けなかったようだ。

今時インフォームドコンセントなど常識だとは思うが。

話は戻すと、姉は結局、その医師と薬のせいで仕事に行けなくなったそうだ。

 

それは違う。

 

姉よ、君が仕事に行けないのは、

甘えだ。

責任感が同世代の社会人より明らかに欠如しているだけなんだ。

そういう意味では、姉はある意味障害なのかもしれない。

世の中には、本当に精神障害などで仕事に行けなくなってしまう人もいる。

しかし、そう言った人は仕事に『行けなくなってしまった』から、責任感故に押し潰され行くのが本筋だろう。

姉よ、君が今求めているものはなんだい?

仕事に行かなくても良い理由だろう?

言い訳だろう?

いつまで、可哀想なシンデレラを続けるんだ。もう限界まで来ていることに気付かないのか。

 

私たち姉妹は、

初めはただの愛着障害だったと思う。

普通に寂しくて、普通に愛されたかった。

しかし、大きくなるにつれて、

普通に寂しいくらいじゃ、人は甘えさせてはくれない事に気付き始めた。

なら、どうする?

もっとヤバい人に自らなっていくしかない。自分で自分の首の縄をしめるしかない。

自殺する勇気なんてないから。

リスカする程の勇気も持ち合わせていないから。

そうして、本当にヤバい人間になっていってしまった。

 

私はまだ良かったのだと思う。

姉のおかげで、こうしてそれに気付けた。

姉よ、すまないが私は先にシンデレラの世界から足を洗う。

もう疲れた。

普通に生きようと思う。

普通に出来ることから頑張って生きてみようと思う。

私は、もう十分ロクでもない子どもを演じ切った。

もう疲れた。

欲しかったのは親の愛情だった。

でも、貰えないから何とか誰かに振り向いて貰おうとした。

だから、無茶ばかりをして何とか目立とうと頑張った。

しかし、それももう辞める。

私はとんでもなく普通な女の子なんだよ。

そろそろ肩の力を抜いても良いかな。

頑張った。

どうしようもないけど、それでも誰かから愛されようと頑張った私を自分で、もう褒めてやりたいんだ。

 

あの頃の、毎日喧嘩して泣いてる母と姉は

まだ救えていないのかな。

私は祖母のところへ逃げて虐待を何とか免れた。

あの頃から私は逃げる事だけが自分の生きるための術だった。それが全てだった。

でも、そろそろ向き合わないと、もう向き合わないと駄目なんだ。

社会は、私を逃げ回らせてくれる程甘くはない。

 

そろそろ職探しても真剣にして、

私はあの頃の自分を慰めて救ってやろうと思う。

泣いて逃げてばかりだった私かって、もう1人で戦える事なんて。

もう大人になったのだな。

 

どうしようもないけど、

とんでもなくどうしようもない人間だけど、

やらなければならない事はある。

もうそろそろ前を向こうと思う。

このブログは、

自分が弱くなった時にまた読んで、何とか頑張ろうと思えるように、書いた。

 

最後に、

もしこのブログを読んだ人がいるなら、言いたい事がある。

物事から向き合うより、

逃げ続ける事の方がしんどい。

それでも逃げる人というのは、正直もう人としてどこか破綻している。

甘い。だ、なんて皆んな思うだろう。

それでも、救ってやって欲しい。

人は、無償の優しさに抱かれたい時かってあるから。